【長文読解vol.7】できる人は知っている英文読解のコツ<コンマの訳し方>

コンマの使い方

みなさん、このような経験はないでしょうか?

英語ができる人に「どうやったらそんなに英語ができるの?」と聞いたら

「普通に勉強すればできる」と返されたこと・・・ないでしょうか?

 

これは実際に僕が高校生の頃に友達に聞いたときに返ってきた返答なのですが、これはただ「友達が意地悪だった」という訳ではなかったのです。もちろんそのときは「なんて嫌なやつだ」と思ったのは言うまでもありません、、。

 

ではなぜこの時その友達はそんなことを言ったのでしょうか?その理由は自分がある程度英語の点数を取れるようになって気づくことができました。

 

それは、できる人は知らず知らずのうちに英文を読むコツを体得していたからなのです。

要するに、英語ができる人というのはもちろん最初から完璧だった訳ではなく徐々に英語を学習していっているのですが、そういった人は英語を読むコツを知らない間に自分の中で構築していたのです。

 

そこで今回は長文読解の第7弾として、できる人は知らず知らずのうちにやっている、長文読解のコツをお伝えしていこうと思います。今回は誰もが一度は悩んだことがあるであろうコンマの訳し方について解説します。

 

コンマの訳し方

英語の文章の中に出てくるコンマですが、これを厄介だなと思っている人も多いのではないでしょうか? しかし実は厄介だなと思うのは無理もない話なのです。

 

なぜならコンマにはいろいろな訳し方があるからです。そしてこのコンマの訳し方が分からないとその「英文の意味が分からない」ということになり、「長文が読めない」ことの大きな要因となっている場合が多いのです。

 

役割は大きく2つある

コンマの訳し方には大きく2つあります。

最低限2つあるということを知っているだけでも、長文読解の暗闇から前に進むことができるはずです。

 

1つめは、「文を区切る」という役割です。

これは実際に出題された例文を見てみる方が良いと思いますので

平成28年のセンター試験から問題を引用させていただきます。

No other art form creates excitement and moves the heart in the way that opera does, especially when performed by a great singer.

引用:平成28年センター試験

この文章では、コンマはespeciallyまでとそれ以降を区切るために使われています。

僕の肌感ですが、コンマはこのように使われているケースが最も多いと思いますし、おそらくこの使い方はみなさん理解されているのではないかなと思います。

他には、 If they become ill  or cancel their performance, they lose their performance fee.

といった文のように使われます。

 

andやbutの前でコンマがあるのも文を区切るためにあります。

He took John aside and explained to him in detail that cooking was , in a way, like a science project.

引用:平成28年センター試験

この文では、” in a way ” (ある意味)という意味の語を入れる際に前後の文と区別するためにコンマを使っています。このようにパターンはいろいろありますが、コンマの1つの役割は、文を区切るということです。

そして訳し方は、コンマがどこで区切っているかを確認し、それぞれ分けて訳すということです。

 

上の例文で言うとコンマは “in a way”と他の文を分けているので、訳し方としては

He took John aside and explained to him in detail that cooking was like a science project.

in a way

という文に分けて訳します。あとは日本語として意味が通じるようにこの2つを組み合わせばOKです。

 

2つめは前の文を修飾するという役割です

 

「あーあれのことね」とすぐにどんな使い方のことを言っているのかわかった人はもう既にコンマの使い方はマスターできていると思います。

しかし、多くの人は実はこの役割を知らなかったりするのではないでしょうか。

センター試験にいい例文がなかったので、New York Timesから引用します。

Donald J. Trump and Hillary Clinton set their sights on each other Monday, just a day after the massacre in Orlando, Fla., with Mr. Trump suggesting that・・・

引用:The New York Times

この文で着目いただきたいのは、冒頭から「オーランド」というとこまでです。

皆さんはこの文を訳せるでしょうか?

もしよくわからないなと思ったら、このコンマの使い方は必ず覚えて帰ってください。

 

コンマのもう1つの役割は「前の文を装飾する」ということです。

装飾というと少し小難しい印象が出てきてしまいますが、簡単にいうと「前の文を説明する」という役割がわるのです。この文では、青文字で書いた文の後にコンマがあってオレンジの文が始まります。

 

このオレンジは青文字の部分を説明しているのです。

 

なんとなく訳すと

青文字(トランプとヒラリーはお互いの月曜日に狙いを定めた)

オレンジ(オーランドで虐殺があったすぐその次の日)

それぞれこういった意味になっています。

 

そしてこのオレンジ部分は直前の文の “Monday “を修飾しているのです。

これはなぜそうなるかではなく、コンマの使い方なので使い方を覚えていただければと思います。

 

よって色をつけたこの文は下記のようになります。

(トランプとヒラリーはオーランドで虐殺があったすぐその次の日であるお互いの月曜日に狙いを定めた)

完全な訳ではないと思いますが、ニュアンスとしてはこのようになります。

 

なんとなくしか分からないとは思いますが、こういった使い方をする文は、文章が長い長文ほど頻出します。難関大の入試やTOEICではよく出てきますのでこの使い方もマスターしておいたほうがよいかと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はできる人は知らず知らずに知っているコンマの使い方・役割に関してご説明させていただきました。これを知っているだけでも今まで苦手だった長文が読みやすくなるかもしれません。

 

しかし、これは覚えるだけでは不十分です。

いつもお伝えしていますが、このコンマの使い方に関しても「覚える」のではなく「習得する」「体に刷り込む」ということが大事です。このコンマの使い方もしっかりと音読をして体に刷り込んでいきましょう。

 

 

それでは本日は以上です。

 

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