【長文読解vol.8】難解な文章が出てきた時の解釈のコツ<TOEIC長文>

長文読解

TOEICではスピードが第一に求められています。しかし長文を読んでいるとどうしてもどこかで躓いてしまうことがあるかと思います。

 

よくTOEIC対策の参考書などでは捨てる問題と捨てない問題を分けろみたいな事が書かれていますが、問題を捨てる前にちょっとしたコツを試せば難解な文章が分かる可能性があります。

 

今回はそんな、試験で躓いた時に使える英文解釈のちょっとしたコツをお伝えできればと思っています。そんなに難しいことではないので、試験の時に思い出してやってみてはいかがでしょうか。

 

1 関係ないところをかっこでくくる

1つ目のコツはこれです。

もう既に実践している方もいらっしゃるかもしれませんが、これは非常に有効な手段です。

 

まず関係ないところをかっこでくくるとはどういう事か解説していきたいと思います。

In what is being billed as the most significant change to Japan’s electoral system in the postwar era(, the revised Public Election Offices Law that grants the right to vote to 18- and 19-year-olds) takes effect Sunday.

引用:The Japan Times

上の文で青字にしたところがいわゆる「関係のないところ」です。ではなぜこれが関係のないところなのでしょうか?これが「関係のないところ」である理由は以前の記事でお伝えした2つの重要な読解法を理解していれば自ずと分かってきます。

コンマは前の文を修飾しているだけ

この記事【長文読解vol.7】できる人は知っている英文読解のコツ<コンマの訳し方>で詳しくご説明していますが、この文章におけるコンマ以下の文はコンマの前の文を修飾しているだけの文です。

 

英文が読みにくくなる1つの原因は1つ1つの英文が長い事にあります。そのため、何かの説明をしていたり何かの修飾だけをしている文は極力ないものとして読んでいく事が難解な文章を読むコツとなります。

 

そのため、この文章ではまず(, the revised Public Election Offices Law that grants the right to vote to 18- and 19-year-olds)をかっこでくくります。

 

そしてかっこでくくるのはこの文章の主語に対する動詞の”takes”までです。なぜtakesが主語なんだろう?と思った方はいらっしゃるでしょうか?そう思われた方はこの記事→【長文読解vol.6 今すぐ試せる!】長文読解に悩む人へ 英語を読みやすくするたった1つのコツを読んでみてください。

英文では、主語と動詞を見分ける事が読解の鍵です。この文章で主語と動詞を見つけてみましょう。”In what is being billed as the most significant change to Japan’s electoral system in the postwar era”これがこの文の主語です。そしてかっこの後の”takes”がこの文の中での動詞になります。

これで1つ目のステップは終了です。

 

2 in や to の後の文もかっこでくくる

まず1つ目のステップでは「関係ないところ」をかっこでくくりました。しかしそれだけではまだかっこで括られていない箇所が多く、スリムな英文にはなっていません。

 

もっと英文を読みやすくするには、さらにいらないところを省く必要があります。その要らないところというのが、in や toの後の文です。いわゆる目的語というやつですかね。

 

なぜin やto の後の文章がいらないのでしょうか?

理由は1の項目で関係ないところを省くといったのと同じです。in や to の後に続く文というのは単に場所などを詳しく説明しているに過ぎないからです。

 

そのため下記のようにin や to の後もかっこでくくっていきます。

In what is being billed as the most significant change (to Japan’s electoral system)( in the postwar era)(, the revised Public Election Offices Law that grants the right to vote to 18- and 19-year-olds) takes effect Sunday.

引用:The Japan Times

いかがでしょうか?こうすることによって長い文章の中で読むべき箇所が炙り出されました。残った文はこのようになります。

In what is being billed as the most significant change takes effect Sunday.

 

いかがでしょうか?もともとの文章に比べて非常にスリムになったと思いませんか?後はこの文章を訳してその後にかっこでくくっておいた文章を訳すだけです。(TOEICなどの速読を必要とする場合は訳す必要はありませんが、便宜上訳すと言っています)

 

そしてこの文章を訳すとこういった訳になります。(意訳です)

(18歳から19歳の人々に選挙権を与える)という戦後日本の選挙システムの中で最も重大な変化が日曜日に施行される。

 

まとめ

いかがでしょうか?

今回は1つの例文を参考にさせていただきましたが、この法則はどんな文章でも活用することができます。英文というのはなぜか分からないですが、固い文であればあるほど小難しい言い回しをし、文章が長くなってきます。(日本語も一緒ですね)

日本語でも同じですが、どんな長い文でも重要なことは1つなので要らないものは省いていきその文の本質を見ていくようにしましょう。

 

そうすればきっと一見難解に見える文章も簡単に思えてくるはずです。

 

 

それでは、今回は以上になります。

 

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