基礎英文解釈の技術100のレベルと使い方<TOEIC長文対策にも>

こんな悩みを抱いている方はいないでしょうか?

 

「文法は理解しているつもりだが難しい文が読めない」

「長い文になると途端に読めなくなる」

「何度読んでも分からない英文がある」

「TOEICの英文で精読しても分からない文がある」

 

こんな悩みを持つ方にぜひオススメと言いますか、必ずやらないと後悔する参考書をご紹介させていただきます。

それが基礎英文解釈の技術100という参考書です。

なぜこの本をオススメするかと言うと、上記に挙げたようなステータスの人は今の段階で過去問や模試対策などの実践的な勉強に取り掛かるのは時期尚早だからです。

先ほど例に挙げた

「文法は理解しているつもりだが難しい文が読めない」

「長い文になると途端に読めなくなる」

「何度読んでも分からない英文がある」

このような状態の時に闇雲に実践的なトレーニングを行っても、時間の無駄になることが目に見えているからです。

英語は習うより慣れろはウソ

よく英語の学習において言われるのが「習うより慣れろ」ということですが、これは間違いです。正確に言うと間違いではないですが前提条件がすっぽり抜け落ちています。

(基礎ができているなら)「習うより慣れろ」です。

この前提条件があるにも関わらず「英語はとりあえずなれたらいいんだ!」と意気込んでひたすら洋楽を聴いたり海外ドラマをみたり実践的なトレーニングばかりやってしまう人がいます。

もしあなたが自覚があるのであれば今すぐ立ち止まって、先ほど例に挙げた状態になっていないか確認していてください。

一見英語ができる人でもドツボにはまっている可能性はある

先ほど挙げた

「文法は理解しているつもりだが難しい文が読めない」

「長い文になると途端に読めなくなる」

「何度読んでも分からない英文がある」

この3つの例ですが、実は英語がそこそこできるという方の中にもこの3つに当てはまる方が意外といます。

TOEIC700点以下もしくは偏差値で言うと65以下くらいの人で英語の成績が伸び悩んでいる方がいればこの状況に陥っている可能性は大いにあります。

なんで?TOEIC600点とかって基礎はできるものと思ってたけど

たしかにTOEIC600点などを取れる人は基本的には英語ができています。しかし、これから700点・800点へ飛躍するための基礎ができているかと言うと定かではありません。

先ほど挙げた3つの例がその判断基準となります。

 

「文法は理解しているつもりだが難しい文が読めない」

「長い文になると途端に読めなくなる」

「何度読んでも分からない英文がある」

この3つのどれかに当てはまる方は「英語の本当の読み方」が身についていません。

例えて言うならば、野球で変化球投げるよと言われて投げられた変化球は打てるけど、ストレートと変化球を織り交ぜられると打てないといった感じです。

ちょっと解りにくいけど、要は基本はできてるけど応用ができてないってことね

そういうことになります。例えばこの文章。1つ1つの文章構造はとても簡単なのですが、少しややこしくなるとつまづいて閉まったり済ます。

“Another priority for the U.S. is agriculture. Although Japan is the fourth-largest single-country market for U.S. agricultural products, substantial market access barriers still remain,” the statement read.
引用:The Japan Times

 

 

応用力をつけるには基礎英文解釈の技術100が必要

この参考書はいわゆる「英文解釈」というジャンルの参考書です。英文解釈というと難しく聞こえますが、簡単に言うとちょっと複雑な英文構造を細かく解説しながら「そもそもはどういう英文なのか」ということを教えてくれる本です。

先ほどのこの文章であれば、「主語は何でどこからどこまでが1つのくくりになっていて、ここの単語が省略されています」といったような事を例文をもとに解説してくれます。

“Another priority for the U.S. is agriculture. Although Japan is the fourth-largest single-country market for U.S. agricultural products, substantial market access barriers still remain,” the statement read.
引用:The Japan Times

なるほどね。なんとなく分かったけど、これをやればとりあえず応用力はつくんだね

いいえ、残念ながらただこれをやっていくだけでは応用力はつきません。応用力をつけるためにはこの参考書の使い方も非常に重要な要素となってきます。

ですので、このページでは基礎英文解釈の技術100の使い方に関しても後ほど記載していますので、これからこの参考書を使おうと思っている方は使い方も必ず読んでください。

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基礎英文解釈技術100のレベルは?

 

それで結局この参考書のレベルはどれくらいなの?

基礎英文解釈の技術100のレベルとしてはTOEIC500点〜650点くらいの方にオススメといったところです。先ほどもお伝えした通り、基本文法はできているけど応用はまだまだというレベルの人に最適な参考書です。

問題の内容としては大学入試の問題から抜粋したものを出題しています。

 

へ〜大学の入試問題なんだ。それってTOEICにも役立つの?

TOEIC対策にもなる?と心配になる方もいるかもしれませんが、この参考書をしっかりと使えば必ずTOEICの対策にもなります。

というよりも、何をするにもこれはやっておいたほうがいいです。

この参考書で身につける事はTOEICの小手先の対策ではなく、TOEICに関わらずあらゆる英文を読むための基礎です。

これさえ身につけてしまえばTOEICだろうが、TOEFLだろうが新聞だって読む事ができるようになります。

そして大学入試の試験問題というのは少しクセがあったりはしますが基本的には基礎に忠実な文が多く、500点〜650点レベルの方が学習するのには最適なレベルです。

また本書にはいくつか派生した本があり、入門〜上級まで自分のレベルに合わせて選ぶことができます。基本的な使い方に関してはいま説明している基礎英文解釈の技術100と一緒ですので参考にしていただければと思います。

 

TOEIC500点以下の人にはこれ「入門基礎英文解釈の技術70」


TOEIC650点〜800点の人はこれ「英文解釈の技術100」

 

基礎英文解釈の技術100を使うべき理由と特徴

それではここから、基礎英文解釈の技術100の詳しい解説と使い方のご説明に移っていきたいと思います。

とりあえずどんな参考書なのか特徴が知りたいなあ

この参考書の特徴は以下のようになっています。

 

<特徴>
1ページ1題で「このページで大事なことは何か」が分かり易い
・例文の解説が非常に丁寧で、基礎文法が分かっていればこの本を読むだけで理解できる
・難しい単語は日本語訳が載っているので調べる手間がいらない
見開き1ページに例文と和訳が載っているため、勉強が面倒臭くない
・例文が長すぎない

本書の特徴を挙げるとこのような事があげられます。特徴を見ていただけると分かるかと思いますが、とにかく使い易いというのが私がオススメする理由の1つです。

 

また先ほどまでお伝えしてきた基礎英文解釈の技術100をやるべき理由の補足にもなりますが、もう一度これをやるべき理由をまとめてみました。

 

<使うべき理由>
・基礎文法を生かした応用的な文に対応する事ができるようになる
・難しい英文の解釈のコツや、全く知らなかった使い方などが記載されている
・応用の基本的な形を1通り網羅している
・これが理解できればTOEICの長文で分からないという事はほとんどなくなる

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※著作権保護のため補正をかけています

ここに書いたことには少しの誇張もありません。しっかりとこの参考書をやりきりさえすれば必ず実力は付いてきます。

よしじゃあその使い方を教えてくださいっ!

 

基礎英文解釈の技術100の使い方

いまからご紹介する本書の使い方は、この参考書に記載されている使い方ではありません。私が編み出したオリジナルの勉強方法です。

なぜわざわざオリジナルの勉強方法を解説しているかと言うと、多くの場合このような参考書に書かれているやり方では身につかないからです。

実際、この参考書もやり方によってはただの和訳練習になってしまいなんの意味もなさない可能性があります。ですので、いま本当に悩んでいらっしゃるのであればここで紹介するやり方をぜひ騙されたと思ってやってみてください。

しんどいですが、必ず力はつきます。

 

基礎英文解釈の技術100の使い方手順
① 例文を何も見ずに和訳する
② 和訳できなかった場合、ページ最下部にある単語・イディオムを確認して和訳する※和訳ができたと思った場合はさ③に進む
③ 全訳と解説を読んで答え合わせをする
④ 訳があっていなかった場合は、なぜその訳になるのかしっかり解説を読んで理解する
⑤ 日本語の意味をイメージしながら音読を行う
⑥ 音読をする
⑦ 演習問題はやらない
⑧ 定期的に反復する

それではそれぞれの手順について詳しくご説明していきます。

 

① 例文を何も見ずに和訳する

まずは例文を何も見ずに和訳しましょう。

基本的に制限時間は設ける必要はありませんが、答えを導き出すことが目的ではないので、1〜2分考えて答えが分からなければそこで諦めてください。

ここで、5分も10分も考え込むのは絶対にやめてください。なぜならここでは「単語も含め出題された文章構造に対応できるかどうか」を確認しているのであって、答えを出せるかどうかはどうでもいいからです。

というよりも、1分見て分からなければその文章構造には対応できていないと思ってください。そして喜んでください。これであなたの弱点が一個見つかったのです。

ちなみにですが和訳を紙などに書く必要はありません。頭の中で和訳すれば大丈夫です。和訳を紙に書いたところでそれは自己満足に過ぎません。

とにかく早くたくさん効率よくやっていくことを心がけましょう。

 

② 和訳できなかった場合、ページ最下部にある単語・イディオムを確認して和訳する※和訳ができたと思った場合は③に進む

もしあなたが一見して和訳できなかった場合、そこには2つの理由が考えられます。

 

1つは、単語やイディオムが分からないがために和訳ができなかったというパターン

もう1つが、英文の構造を把握できなかったために和訳できなかったパターン

さて、本書で解決しなければならないのは前者と後者どちらでしょうか?そうです、本書で解決しなければならないのは後者の方です。つまるところ単語が分からなくて和訳ができなかったのならば単語を覚えればいいだけなのです。

そのため、ステップ②では、例文を読んで和訳ができなかった場合、まず単語を確認します。そしてその上で和訳をしてみてください。

単語が全て分かった状態であっても和訳ができないのであればその例題は必ず克服しなければならない例文です。⭐️印か何かチェックをつけておきましょう。

単語を見て和訳ができたのであれば、文章構造自体は理解できているので「知らなかった単語」をどこかにメモるなどして後から覚えるようにしましょう。

 

③ 全訳と解説を読んで答え合わせをする

自分なりに和訳ができたor分からないから諦めたらこのタイミングで答え合わせを行います。

このとき大事なのは細かな和訳の精度ではなく、「文法構造を理解できていたか」ということです。逆に言うと細かな1つ1つの単語の意味は合っていなくても大筋で訳が合っていればOKということです。

単語だけ後で覚えましょう。

 

④ 訳があっていなかった場合は、なぜその訳になるのかしっかり解説を読んで理解する。

解説を読む際に注意点があります。解説の中ではSVOCなど、文法が苦手な人にとっては一番嫌いなよく分からない文法の話が出てきます。

しかし安心してください。その小難しい話自体を理解する必要はありません。そんな小難しい話を理解しようと頑張るだけ時間がもったいないですし、そんなこと知らなくても問題ありません。

重要なのは、「こういう語の並びのときにこういう訳になるんだ」ということや、「この語はここにかかっていたのか」など、文法的な解釈ではなく直感的な解釈です。

言葉で表すのは難しいですが、要は次にこの文と同じ文章構造を持つ文が出てきたときに「こうなっているからこう訳す」と理解できれば大丈夫です。

 

⑤ 日本語の意味をイメージしながら音読を行う

ここが一番重要なステップです。①〜④のステップで、まず例文の解釈をすることはできました。しかし、そこで満足してしまっては全く意味がありません。

実力をつけるために重要なのは、もし仮にどこかで今回出てきた英文と同じ文章構造の英文が出てきたときに100パーセント見た瞬間に分かるようになっているということです。

つまり、でてきた例文を完璧にマスターしておく必要があるのです。

マスターするというのは和訳を覚えることではありません。和訳なんて100%忘れてしまっても大丈夫です。マスターするという真理は先ほどからもお伝えしている通り、「文章構造」をマスターするということです。

もしマスターできていなければ、そのときは分かったつもりになっていても体では覚えていないので、結局”似たような文だけど少しだけ構造が違う文”などには対応できなくなります。

⑥ 音読をする

そして例文を完全にマスターするために必要なのが、音読をするということです。

音読のコツに関しては【長文読解vol.5】保存版 イースタ流英語術〜難解文法を身につける音読法〜の記事で解説していますので詳しくはこちらをご覧いただければと思います。

お〜なるほど、音読するときにもコツがあるんだね!それは分かったけど音読ってどれくらいやればいいの?

音読の回数に関しては下記を目安としていただければと思います。

 

・初見でおおよその意味が分かった英文→5回ほど

・じっくり考えて意味がわかった英文→10回程度

・よく考えても分からなかった英文→20〜30回

だいたいこれくらいの回数音読をしてください。ちなみにですが重要なのは回数ではなかく身体に叩き込まれているかどうかということなのでそこだけは忘れないようににしてください。

 

⑦ 演習問題はやらない

この基礎英文解釈の技術100には各ページの右下に演習問題がついています。しかしこれはやらなくても大丈夫です。理由は2つあります。

1つは、解説の精度が本題の例文ほど充実していない。ということ。もう1つは答えが別冊なので面倒臭い。ということです。

もしどうしてもという場合はご自由にですが、基本的に同じ構文の英語が出てくるだけですので、本題の例文をきちんと身体に叩き込んでいれば全くやる必要はありません。

 

⑧ 定期的に反復する

最後のステップは定期的に反復するということです。ここでは基本的に初見で分からなかったという例文を優先的に反復していくのが良いと思います。

やり方としては、初見でチェックしておいたページの例文を見て一瞬で例文の意味がわかるか確認します。もしわかればそのまま次の例文へすすみます。

もし一瞬で分からなければまだその文章構造が身体に叩き込まれていないということになりますので、もう一度①〜⑧のステップを繰り返しなんども音読をします。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

英語は簡単に身につけることはできませんが地道にしっかりと勉強すれば必ず体に染み込んできます。そうなればもうあなたは半分ネイティブと同じです。

そしてその基礎ができていてこそ実践的なトレーニングが役に立ってくるのです。早く結果を出したいという焦る気持ちもあるかと思いますが、ここはぐっとこらえてこれからの飛躍のために踏ん張りましょう。

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