オススメの英単語帳はありません|見るべきは何が載っているかであり、覚えやすさではない

英語の勉強をする中で誰しもが悩むこと、それが「オススメの英単語帳ってなんなんだろう?」「どれをやっていけばいいのだろう?」ということではないでしょうか。

事実現在英単語帳は次から次へと様々な出版社からいろいろな種類の英単語帳が発売されています。どれもおもしろい特徴を持ち、これから英単語を覚えていこうと思っている方にとってはどれを選んでいいのかわからなくなることも容易に想像がつきます。

そしてネット上には「オススメの英単語帳はなんですか?」という質問があふれます。そしてそれに対し「この単語帳はフレーズで覚えられるからオススメです」だとか「CDが付いていて覚えやすいです」だとかいろいろな人があーだこーだと言っています。

しかし私はそこに非常に疑問を感じます

 

英単語を覚えるのは覚えるためではない

英単語帳をすすめている人の理由をみてみるとほとんどが、「これはこういう特徴があって覚えやすいのでオススメです!」「フレーズで覚えられるので効率的です」などと書いてあります。

英単語を覚える理由は英単語を覚えるためなのでしょうか?そうではないですよね。英単語を覚えるのは、テストでいい点を取るため英語を使えるようになるためですよね。

であれば、論じるべき点は覚えやすさではなく「テスト対策になる単語が載っているのか」「実用的に使える単語が載っているのか」「TOEICに出る単語が載っているのか」そういう目的に論点がなければならないはずです。

逆に言うとそういう論点からずれて「ただ覚えやすいから」だとか、「効率的だ」とかに終始しているレビューはあまり信用しないほうがいいです。重要なのはご自身の目的が何で、それにはどの単語帳が最も適しているのかという点です。

私の話をすれば、もともと将来的に英語も使えるようなビジネスマンになりたいと思っていました。ビジネスでも使える英単語を覚えたいそう思ったのです。そうすると単語帳を選ぶ基準は「受験英語」に特化した単語帳ではなく「ビジネスより実用的の英単語帳」となりました。※実際に私が購入したのはDUO3.0でした。DUOに掲載されている単語は受験英語などには到底出てこないような単語も多くありましたが、それでよかったのです。

ですので、もしあなたがTOEICで満点を取りたいのであればDUOを選ぶのは間違いですし、実用的な英語を身につけたいと思うのであれば金のフレーズは間違いだということになります。

ここの認識を間違えなければ単語帳選びを間違うことはまずないかと思います。

覚えやすい単語帳の落とし穴

現在世の中で人気の単語帳といえばシステム英単語やDUO3.0ばどが挙げられます。そしてこれらの単語帳のレビューにはだいたい「ミニマルフレーズで効率的に覚えられる」「CDがあるので効率的」などの文言が並びます。

たしかに脳科学的な観点から言えば人間は物事単体よりもストーリーの方が物事を覚えやすいと言われています。だからこれらの単語帳の手法が間違っているわけではありません。しかしそれが効率的なのか?といえば疑問が生じます。

例えばシステム英単語のミニマルフレーズ「retire from work at sixty」ここには合計5つの単語が並んでいます。これは例えていうならば5人家族の中で1人だけ名前を知らないので名前を覚えようとするときに、いちいちすでに覚えている他の4人の名前も一緒に覚えなおしているようなものです。

これってすごく効率が悪くないでしょうか?1つのために4倍の時間を割いているわけです。ということは2000語覚えるためには8000語無駄な英単語に触れなければならないということです。

そしてそもそも人間はストーリーの中で覚える方が覚えやすいというのが英単語にも当てはまるのか?という疑問があります。ストーリーの方が覚えやすいというのはなんの意味も持たない記号とかを覚えるときに、他のものと何らかの関連性を見出し一緒に覚えるのがいいとされているのであってすべてのことに当てはまる訳ではありません。

むしろ英単語にはそれぞれ意味があり、なおかつどういった起源でその単語が生まれどのようなときにどのような役割で使われるのかということまで決まっているのです。それを、ただの記号の羅列と同じロジックで覚えようとするのがそもそも間違いなのではと思います。英単語には人と同じようにそれぞれに特徴があるのです。

そういった考えのもと私がオススメしているのはとにかく何回も想像しながら見る(接触する)ということです。これは、初めて会った人に何回も会っていれば自然と名前や特徴がインプットされているのと同じです。そしてこれが最も効率の良い方法だと私は考えています。

先ほどのシス単の話で言えば、シス単を使っている人がretireという単語を覚えるために「retire from work at sixty」というフレーズを一回みているすきに、ただ単語だけを見るのであれば「retire」という単語を5回も見ることができるのです。

この場合どちらの方が覚えられるでしょうか?一回会ってお互いに自己紹介した人の名前・5回名前だけを聞いた人の名前(このとき相手の印象はみています)、どちらの方をより強く長く覚えているでしょうか?

英単語を覚えられないといっている方は単純に年に一回しか会っていない人の名前を覚えられないと嘆いているのと同じです。あなたが悪いのではなく、単純に会っていないのでしょうがないことなのです。逆に言えば毎日顔をあわせる人の名前くらい誰だって覚えることができると思います。英単語もそれと一緒です。覚えられないなら覚えるまで毎日会えばいいのです。それは、トイレの中でもよければ電車の中でもよければ手に書いてあるのを見るのでもなんでもいいのです。

とにかく回数を重ねるというのが英単語習得においてマストです。

 

と、こんなことを言っていると必ずと言っていいほど「英単語は派生語とかもあるしそれはどうするの?」という声が聞こえてきますが、これも問題ありません。

派生語というのは先ほどの人の名前で言えば「あだ名」と一緒のようなものです。なぜ一緒と言えるのでしょうか?あだ名というのはその人の名前や容姿・特徴などいずれかの部分に関連する名前になっていると思います。それと同じで派生語ももともとの単語とどこかの部分で一緒なのです。

毎日会っている人のあだ名が覚えられるように毎日会っている単語の派生語を覚えるなんてとてもたやすいことなのです。ただ、そのときに必要なのは単語を単語としてみるのではなく「その単語がどういった場面・意味合い・ニュアンスで使われるのか」というのを考えながら単語に会うということです。要はその単語の雰囲気を掴むということです。これをすれば、その単語がどのような場面で使われるのかといったことまで分かるようになるのです。

 

英単語に悩む方は一度騙されたと思って英単語を見て覚えるということをやってみてください。圧倒的に早いスピードで圧倒的な量の英単語を記憶に刻むことができます。

気になった方は下記の記事も読んでみてください。(とはいえこういう方法を紹介しても実践する方は10%以下なのだそうです。10%の方のためにリンク貼っておきます!)

【英単語vol.1】英単語を1週間毎日30分で500個覚える方法

2016.05.17

 

 

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